


朝の始まったばかりに
『おにぎり三十個作って、みかすけちゃん』
お釜には0
何時まで?
『父ちゃん死んだんや、今から昼の分や』
何とかする!
『漬物あるけ?』あるよ!
『昼に取りにくるし』
わかった!
TELしました母に
わたしと母の炊き出し班は最強
「あんた!歯医者の予約キャンセルするわ」
わるかったなぁ…半切り言うの忘れたぁ
(`・ω´・)b
三軒下から
三升半切り抱え
日本手拭い頭に縛り
(_´Д`)ノ~~
まぁ張り切り
やり手婆さんの登場
○丸握りやぞ
黒胡麻ちょいと乗せて
「わかっとるわね!」皆まで言うなと言わんばかりにさっそく炊き上がったご飯に塩ふって切るように混ぜ二人でアチチ!アチチと握りましたとも
見事に一時間
パックに詰めて
母がちょいと離れた本村の方へ配達までしてくれた
もちろん車でブーッとかっ飛ばし
ご苦労様!
お手伝い賃!
「いらん!そんなもんいらんて」
ジュース一杯飲んでや!
「ほんなら もらおうか」
ツーっと飲んで
半切り乾いたわねと抱えて帰りました
嵐のように
そして
爽やかな
ばぁさん…(^-^ゞ
★同級生のお父さんなので
明日は町民館へ
お通夜にゆきます
たぶん父と同じ年やったと思いますわ…


